中古ノートPC改造のその後【約2万円でゲームはできるのか】

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さて本題。半年ほど前に中古ノートPCを改造して遊びました。

こんばんは、しののめです。今日は素材の更新ではなくPCネタです。毎回誰得なんだ…って思いながら書いてるんですが、実は素材の更新よりたくさん...

続きは需要なさそうだったのでお蔵入りになるはずでした。しかしどういうわけか最近になって急に伸びだしている模様。せっかくなので検証結果を公開したいと思います。

検証するPCの概要

検証するのはクーポン使って15,700円で購入した中古のEliteBook 2570pというモバイルノートPCです。状態、動作、液晶すべてが非常にいい判定の良品でした。購入時のスペックは

  • CPU  Core i5 3380M(定格2.9GHz、 ブースト時3.60GHz )
  • メモリ 4GB
  • ストレージ 320GBHDD
  • 光学ドライブ  DVD-ROM
  • ディスプレイ 12.5インチ / FWXGA(1366×768)
  • OS  Win7 Pro 64bit

これに、前回の記事で以下の改造を施しました。

  • メモリ(4GB→8GB)
  • ストレージ(HDD→SSD)
  • OS(Windows7→10)

改造費用は当時の相場で7,000円ほどです。改造については前回詳しくやってるので興味がありましたらそちらをご覧ください。

多少構成は違いますが今でも同じモデルが売っていました。CPUがほんの少しクロック低い版、状態もBランクですが光学ドライブはスーパーマルチです。このPCは拡張性が素晴らしいので、私みたいに改造して遊びたい方にもおすすめですよ~。

再起動時間の比較

まずは再起動時間の時間を比較です。再起動なので高速スタートアップは自動的に無効になります。HDDのままアップグレードしたものだけマイクロソフトアカウントにログイン済み(=パスワード入力が必要)のため、計測終了地点は

  • 7=「ようこそ」が表示されたとき
  • 10=ロック画面にテキストが表示されたとき

としました。5月にYouTubeにアップしてそのまま忘れていた比較動画をどうぞ。

結果は

  • Windows7+HDD 1分10秒
  • Windows10+HDD 1分55秒
  • Windows10+SSD 18秒

でした。SSDはさすがの速さ。HDDはアップグレード前のほうが45秒も速いという面白い結果になりました。10のほうが起動直後の読み書きが多いから…でしょうか?ちなみに、一通りのアップデート作業を終え、安定してから撮影しています。

数値で見るとこんな感じ。換装に使ったSSD「BX500」はDRAMキャッシュなしの廉価モデルですが読み書き、起動ともに速く、ちょっと使う様や古いPCの延命には最適なSSDだと思います。

ベンチマーク

つづいてはベンチマーク! なんですが、シネベンチは改造前と変わりませんでした。 CPUは変更なし、メモリの規格も同じなので当然といえば当然ですね。他にやったベンチはエクスペリエンスインデックスだけ…参考になるか不明ですが一応取ってみました。

Windows8.1以降の場合スタートを右クリックで出てくる「Windows PowerShell(管理者)」を使います。まずは「winsat formal」と入力。テキストがすべて表示されたら今度は「Get-CimInstance Win32_WinSAT」と入力。すると結果が表示される、という仕組みです。7までのようにGUI表示はできません。

その結果がこちら。

そしてこちらが改造前(メモリのみ増設後)。

うーん。最大値が変わっていますし(7.9→9.9)評価基準も変わってる可能性があるので単純な比較はできませんね。

なので私が持っている他のマシンと比較しました。あれ…なんかあまり変わらないんですが…。しかもこれ5月に作った画像なので情報が古いですね。

今のメイン機も追加しました(計測中凄まじいコイル鳴きがして怖かったんですが聞かなかったことにしました…)。2700Xと0.6しか違わない3380MってハイエンドCPUだったんですね~(棒)という冗談はさておいて、元々このベンチマークは「Windowsを動かすための性能」を見ているそうです。そういう意味ではCPUは3380Mクラスで十分なんでしょうね。

Disc、Graphics、Memory辺りはまだ参考になりそうですけど、2133まで落としてる自作機が1番高いのが謎です。ノート用とデスクトップ用の差? ネイティブ2666メモリだった頃のメモリスコアも9.3だったのでCPU依存系のテストなんでしょうかね。参考にはならないけど中々興味深い結果でした。

実際に使ってみて

ベンチマークの結果よりも重要なのは実際に使ってみてどうなのか、ですよね。あくまでも私の体感ですがブラウザ、動画視聴(ともにChrome使用)などは他のPCと変わらず快適に行えていると思います。あとは軽さと描きやすさに定評のあるイラストソフト「SAI2」も普通に使えますね。

ワコムのペンタブもまったく問題なく使用可能

探せば同じくらいの値段で新品の、それも最新を謳うノートPCも買えてしまいますが、あれらは改造不可能且つネット視聴すらままならないほど低性能なものがほとんどです。実際弟がそういうの使っていますけど、なにをするにもすさまじくもっさりで「固まって動画見れねー」ってよくキレてました。どう考えても中古モバイルノートPC買って改造したほうが快適です!

改造とか無理だ!って方もご安心ください、少し割高にはなるものの最初からメモリ8GB、SSD搭載のモデルも売っていますよ。

たとえばこちらはメモリ8GBでSSD256GB。しかもCPUが2世代後のCore i5 5300U! U付きなので低性能な省電力版ですが、内蔵グラフィックは進化しているのでゲーム目的なら有利かもしれません。

趣味用、事務用に安いノートPCがほしい方にはかなりおすすめですよ~!

ゲームはできるのか

ここからはゲームに関する検証です。

最近のCPU内蔵グラフィックであればビデオカードがなくてもそれなりにゲームできます。Deskminiで使った2400Gはもちろん、8750H内蔵のIntel UHD 630ですらPS3世代のゲームが最低設定で動かせたりしますし、2Dゲームであればまずまちがいなく動作します(快適かは別として)。これが第10世代ではさらに進化すると話題なわけですが、このPCに搭載されているCPUはi5とはいえ第3世代。7代も前のモデルです。当然そんな性能あるはずもなく、ゲームをするのは相当厳しいです。

ダメ元でいくつかインストールしてみましたが、3Dゲームはそもそも起動しないor起動準備で落ちるor起動してもすぐ落ちるor表示がバグりまくって固まる…ほとんどそんな感じでした。では2Dゲームだとどうでしょうか?

ツクール等で作られたフリーゲームやノベルゲームは問題なくプレイ可能でした。比較的重いMV製もいけます(ゲームによっては重い場合もあるかもしれません)。Ib、魔女の家、殺戮の天使など話題になったフリゲをやりたい!という方は安心して買ってください。

Steamのゲームはものによりけり。軽めのインディーゲームならプレイできる可能性が高いです。

(以下は実機で撮影したSSです)

(ちょうどセールしてたので追加)宗教的な世界観が魅力の2Dダークソウルこと「Salt and Sanctuary 」は超快適に動作しました。CPU使用率も低くむしろこんなに軽かったことに驚きました。PS4で7周も遊んだのにまた買ってしまうくらいには面白いので、古いモバイルPCで本格的なACTしたい方におすすめですよ~。

続いて可愛らしいドットのグラフィックに反してバイオレンスなシステム&ブラックユーモア満載のストーリーが癖になる死神代理系パズル「Death Coming」。スマホでもできるかるーいゲームなので60fpsで安定(※リフレッシュレートは40Hzです) 、快適にプレイ可能でした。

お次はちょっと前までドハマリしていた(そのわりに下手なのはスルーしてね)ポップでキュートなリズムゲーム「Muse Dash」。今年出たばかりの新しいゲームですが、さくさく軽快に動きます。魅力の一つであるキャラクターのアニメもぬるぬる動いていい感じです。

Deskminiのとき登場した「Downwell」ももちろん動作OK、2Dゲームは比較的動く印象です。が、中にはできないものもありました。

見えますかね? 「逆転裁判123 成歩堂セレクション 」探偵パートのフレームレートです。法定でも探偵でも常時このくらいで動作は全体的にもっさり。テキストの表示は遅くキャラのアニメもカクカク…「証言開始」等の演出に至っては10fpsくらいまで落ち込み文字が消えるまで30秒くらいかかる始末です。起動はするしプレイできなくもない…けれどもこの状態でプレイはちょっと…というレベルです。

逆転裁判の最低要求は「Intel HD Graphics 4400」でCore i5 3380Mの内蔵グラフィックは「Intel HD Graphics 4000」です。 要求スペック以上ならできるし以下ならできない、これはどんなPCを使っても同じですね。

フリゲやブラウザゲーム、軽いインディーゲームだけやりたい方にはいいかもしれません。ですがゲーム目的ならやめておいたほうが無難じゃないかなぁと個人的には思います。2万強出せるならNintendo Switch Lite買えますしねぇ…という感じで検証は終わります。

おまけ:ホームストリーミングを使えばゲームできる

と見せかけてもう少しだけ続きます。Steamには「ホームストリーミング」という機能があるのをご存知ですか? 簡単に言うとPS4のリモートプレイみたいな、別のPC上のゲームを遠隔プレイできる機能ですね。これを使えばゲームできるんじゃないかと思いました。

物は試しだ―ってことで、最近新作が出たYooka-Layleeで早速実験。なお、ホスト側(ゲームを実行しているリモート先のPC)はこの前RTX2060に交換してトラブっていた自作機を使用しています。

左上のfps表示がちっちゃくなってるのでわかると思いますがフルHD最高品質で問題なくプレイできてしまいました! 激しく動かしても画質の劣化等はほとんどなく動きも滑らか、言われなければこのPCでプレイしているように見えると思います。ただ、我が家の無線環境があまりよくないせいか若干ラグがありますね。体感1秒くらい映像が遅れてる感じです。これでACTはきつい…!

ならば影響なさそうなゲームを、ということでこちらも最近新作が出たPlanet Coasterに変更。適当に撮影した動画をどうぞ

おお…普通にプレイできますね。 映像が遅れているのは相変わらずですがいつでも時間停止できるのでまったく問題ありません。 それとは別に、時々カクついたり数秒間固まったりするもののPC自体が重くなってるわけではないので無線が原因でしょう。実際、リモート中でもCPU使用率には余裕があります。

まとめ

ホームストリーミングを使えば中古の安いモバイルノートでもゲームできることがわかりました。ただし遅延NGなゲームは厳しく、高性能なPCと安定した回線環境が必要という条件付き。高性能なPCがあるならわざわざリモートする必要ある?って気もしなくはないですが…。見方を変えればベッドでごろごろしながらPCゲームができるわけですよ。経営SLGとか好きな方はリモート用に中古モバイルノート、悪くない選択かもしれません!

といったところで今回は終わりです。長々とお付き合いありがとうございました。

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