【Photoshop】フィールドぼかしで超お手軽グロー効果の紹介

2021年11月5日

こんばんは、しののめです。めずらしくデザイナーっぽい記事を書いてみます。

今回するのは

突然ですが「グロー効果」というものをご存知ですか? イラストなどが柔らかく発光しているように見せる効果のことです。

かなり極端な例ですけど、こんな感じの効果です。

検索すると様々なソフトに対応した講座が出てきます。大体はレベル補正をしてガウスかけて…という内容なんですが、私はPhotoshopのフィルターのひとつである「フィールドぼかし」を愛用しています。これを使えば超簡単かついい感じにできるんですよ~!というチュートリアルです。

手順紹介

①使いたい画像を開いてレイヤーの複製をします。作業するのは上のレイヤー(のコピー とついてるほう)です。

②上のレイヤーを選択後、フィルターメニューから「ぼかしギャラリー」→「フィールドぼかし…」を選択します。

③お好みで各種パラメーターをいじります。どちらもやりすぎるとよくないです。

④あとは他の講座同様、レベル補正で発光部分以外が暗くなるよう調整して…

描画モードを「スクリーン」に変更、不透明度をいい感じになるまで下げればおしまいです! オリジナルよりもソフト感が増しました。

そしてこれ、明るい部分を発光させるだけでなく「光の当たっている部分だけを浮き上がらせる」ようにも使えるんです。

具体的にはスクリーンではなくハード~ピンライトや乗算等を使います。この画像には絶望的に合いませんが、ホラーテイストなイラストには相性抜群のはず!

丁度いい画像がなかったので3年くらい前に描いたお見苦しいらくがきで申し訳ないのですが、もとが暗めの画像だと加算系の効果もよく映えます。上の画像はさきほどのグロー設定ほぼそのままで覆い焼き(リニア)を不透明度100%で重ねたものです。ちょっと青が強くなりすぎなので彩度を調節するとなおいいでしょう。

今月のCi-en有料プラン用紹介画像にもこの効果を使用しています(マップ部分)。夕方や夜の差分は、さらにその上から赤~黄のグラデーション、赤紫~紺系のグラデーションを重ねて作っています。

おわりに

以上、やっつけチュートリアル…というか紹介でした。PhotoshopCCはとても高機能なソフトです。それ故使いこなしきれていない…という方は結構いるのではないでしょうか。なにを隠そう私もそのひとり…! 普段いろいろな方の紹介するテクニックのお世話になってるので、自分で気づいた使える!と思った小ネタは積極的に発信したほうがいいのかも、と思い今回この記事を書きました。

またなにかあったら紹介したいですね。それでは!