【Deskmini A300】ファンを改造してみた&ゲーム性能を検証

こんにちは、家で仕事するようになってから生活リズムがぶっ壊れているしののめです。色々とスランプできまぐれ更新継続中…元気になったら素材更新再開するので気長にお待ち下さい。

さて今回は久々のDeskminiシリーズ。タイトルの通りファンを改造したのでその記録と交換後の検証です。Deskminiってなんぞ、という方は過去記事をどうぞ。

こんばんは、しののめです。Deskmini A300をデザイン用途で使ってみた記録の続きです。続きなんですが、前回の記事は見なくても全く問...

ファン交換に至った経緯

PhotoshopのGPU系処理でエラー吐く以外は安定して動作しているDeskminiですが、じつは付属ファンが超うるさいという問題を抱えています。通常の風切り音なら我慢できるんですけど、耳に障るキーーーンという高い音なんですよ。

文字では伝わらないと思うので実際に録音したものをどうぞ(音量注意)

※至近距離から録音&編集で音量をあげています

上がアイドル状態、下がシネベンチ実行中の高負荷状態です。 風切り音とは別の、非常に不快な音がすると思います。 高負荷時だけならともかく起動中ずっと鳴っているので深刻です。

こういった報告は他にもあって、最初は私もハズレ個体引いたなぁくらいに思っていました。が、発売から結構経った現在も静かな個体だったという報告が全然見つからないあたり仕様なのかも。正直この状態で長時間使うのはきつい…というわけで、今回はファンを市販のものに交換して静音化を図ります。

交換するものの紹介

ファン単体の写真を取り忘れる失態

またパーツ紹介で終わらないよう簡単に。 ファンは特徴的なカラーリングのNoctua製「NF-A8 PWM」です。

同じくNoctua製のロープロファイルクーラーに交換予定だったんですが、値段を見て驚愕。もう少し安く収まるものを探したところ、ファンだけ買って2400Gリテールクーラーのヒートシンクと合わせて使う方法を発見。これだ!と思い、紹介されていたこちらを購入しました。

グリス

せっかくなのでグリスも交換します。選んだのはThermal Grizzly社の「Kryonaut」。

いわゆるクマグリスですね。実際に買うのは初めてです。OC非対応なA300にはオーバースペック感ありありですが、どうせなら冷えるものがいいなぁと熱伝導率が高く評判もいいこれを選びました。

改造記録

詳細は先人に任せて工程はカット! の予定でしたが、紹介元様に細かな解説がなく苦労&失敗の連続でした。これから挑戦する方のため、悪い例として書き残しておこうと思います。

付属クーラーの取り外し

まずはコネクタを抜いてDeskmini付属のクーラーを外します。取り付けるときと反対にレバーを持ち上げて、左右のツメに引っかかったフックを外すだけ…なんですがまずここで躓きます。めちゃくちゃ硬い! 最終的には実際にはずしている方の動画を真似て、レバーがついてる側のフックを手前に引く感じでスライドさせればすんなり取れました(すっぽん注意)。外し終えたらCPUについたグリスを拭き取りましょう。私は鼻セレブを使いました。

リテールクーラの分解

次は2400Gリテールクーラーの分解、というかファンとヒートシンクを分ける作業です。このふたつはネジで止まっているだけですが、そのままの状態では上面のカバーが干渉してドライバーが届きません。引っ張ってもはずれなかったので、4つある接触面の隙間にひとつずつマイナスドライバー差し込んで無理矢理外しました。

あとはファンに付いている銀色のネジを外せばご覧の通り分解完了。 黒いスプリングネジはそのままでOKです。

一番の難所

ヒートシンクを固定します。まずはCPUの左右にある、固定用の留め具(写真の水色で囲ってる部分)を取り外します。赤丸で囲ったネジ4つを外すだけです。

留め具は黒です。水色《で囲った》だと思ってください

この留め具が固定されていたバックプレートの穴にネジ止めします。

交換する場合はCPUにグリスを塗ります(クーラー側の拭き取りも忘れずに)。あとでわかりますが、写真の量だと多いです。

クーラーのネジとネジ穴を合わせたら、ここからが鬼門! 全力で力を込めて強引にネジを巻いていくんですが、私の方法はたぶん正しくないので書きません!「Ryzen リテールクーラー 取り付け」とかで検索するとたくさん出てくるのでそちらを参考にして下さい。

終わった! と、思ったら…

ヒートシンクが固定できたら購入したファンを取り付け(ネジで留めるだけ)、 ケースに戻す前にちゃんと止まっているか、異常はないかを確認します。そして私は発見する…グリスがはみ出ていることを! と言ってもCPU側面にちらっと見えてるだけなんですが、ソケットまで垂れてくると危ないということでやり直しです…。

グリスの塗り直しが終わったらあとはケースに戻すだけ。このときファンの四隅にあるゴムが引っかかるので、ケースを広げる感じで入れます。無理矢理押し込もうとするとゴムが外れてファン内部に吸収されるので注意です(2回もやった人)!

起動確認&またトラブル

外したケーブル類をもとに戻して起動チェックします。まぁクーラーを変えただけなので、マザーに物理ダメージを与えていない限りは普通に起動するはずです。肝心のファンは…回っていないのかと思うくらい静か! この時点で苦労した甲斐があった~と思いました。

が、ブラウジングや動画再生をしてみると温度はどんどん上昇。あっという間に70℃超えの大回転…完全にだめなやつです。電源落としてケースを開けてみると、しっかり止めたはずのクーラーのネジが外れて片側が浮いた状態でした。グリス塗り直し後のネジ止めが甘かった模様。念入りにネジを締め、二度目の起動チェックは…正常!

というわけで、2時間にも及ぶ長く険しい戦いが終わりました! 不器用すぎかよ…。

新しいファンの性能は?

早速新しいファンの性能を確かめてみます。高負荷時(シネベンチ中)から低負荷時へ切り替わる様子を録音したのでどうぞ。

開始直後はベンチ中で70℃くらい、8秒辺りでベンチが終わって少しずつ冷えていき、20秒くらいから最も回転数が落ちている状態(30℃台)です。不快なキーーン音はもちろんなく、1200rpmくらいだとほとんど聞こえないレベルです。8mmファンなのにこの静かさ…! さすが、高いだけありますね。

ちなみに録音時の最高回転数は2142rpm。ここまでくるとさすがにうるさいです。しかしYouTubeでフルHD60fps動画を再生するくらいだと30℃台に収まり1200rpmも出ないので、全く気になりません。

ゲーム中の様子

もう少し性能がみたいのでゲームをプレイしてみます。

軽量2Dゲームの場合

まずは2Dの極軽いゲームから。単純なのにすさまじい中毒性を持つ高難易度落下アクション「downwell」です。PSplusのフリープレイで配信されたことがあるのでご存知の方も多いと思います。

プレイ中の温度は30℃前半で1100rpm前後。ほぼアイドル状態と変わらないですね。とても静かです

数年前の3Dゲームの場合

次はもう少し重いものを。私の大好きな「Dishonored」を遊んでみます。 オカルトとスチームパンクが融合したダークな世界が舞台のステルスゲームで、ステージクリア型ながら自由度の高さがウリです。 買おう!(ダイマ)

PS3世代のゲームなので負荷は軽め。 今回試した最低設定+HD画質では60fpsに張り付き快適にプレイ可能でした。CPU温度のほうも40℃台で安定。たまに50℃を超えますがそれでも1300~1400rpmくらい。ヘッドホンをつけているとファンの音はほぼ聞こえませんでした。

最近の3Dゲーム(軽め)の場合

次はもう少し最近のゲーム、「Yooka-Laylee(ユーカレイリー)」です。64の某クマと赤い鳥の大冒険のスタッフさんが作った精神的続編。あれが好きだった方は間違いなく刺さるからとりあえず買おう!

こちらも3Dゲームの中では軽量な部類。といってもDishonoredよりは重く、温度は50~60℃台でした。この辺りになると1500~1800rpmで回るのでファンの音が気になり始めます。高低の表示じゃないのでよくわからないんですけど、一番左の「すごく速い」画質+解像度HDで60fps出ています。フルHD+フルスクリーンだとフレーム数は落ちますが、プレイに支障が出るほどではない感じ。このくらいのゲームならDeskmini+2400G でも問題なくプレイできそうです。

最後はベンチマーク

定番の「FF14 紅蓮のリベレーターベンチマーク」を解像度HD、デスクトップ標準画質(ウィンドウモード)で実行します。注意として、これはあくまでファンの性能を見ることが目的です。検証用にモニターソフトを複数起動させた状態に加えメモリ速度も控えめ(DDR-2400)のため、2400Gの記録としては参考になりません。

それを踏まえてどうぞ!

結果はこちら。最高温度67℃、最高回転数は1959rpmでした。意外と低い! 70℃いかなかったのはすごいですね。ただそれ以上に非常に快適判定で驚きました。


平均フレームレートは49.897。60Hzモニターで見る限りは120fps超えのメイン機とそう大きな違いは感じませんでした。画質に拘らなきゃグラボ無しでゲームできる時代なんですね~。

ここで終わるつもりでしたが、もう一つベンチマークを回してみます。無駄に重いことで有名なアクションゲームツクールMVのベンチマークです。

100羽で30fps前後という結果でした。2Dなのにフル3DのFF14より重い…一体何者なんだ(棒)。

ちなみに、メイン機の内臓グラフィック(インテルUHD630)では40fps近く出ています。単に最適化の問題かとも思ったんですが、見比べてみるとRyzenのGPU使用率が気になります。Radeonの設定が悪さしているのかも。あと怪しいのはグラフィックメモリ。インテルが8GB振られているのに対して2400Gは1GBしかありません。これは設定を見直して再挑戦ですね。

オチも付いたのでこの辺で終わりたいと思います。

まとめ

ずいぶん苦労しましたが、こうして結果を見ると交換してよかったなぁというのが素直な感想です。なによりあのキーーン音から開放された喜びは大きい! あの音に頭を悩ませている方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

が、しかし! 交換後Photoshopで新たな問題が発生しています。DeskminiとPhotoshopの相性あまり良くない説が濃厚に…。一応対策は考えているので、結果が出次第また報告したいと思います。

それでは、長々とお付き合いありがとうございました!


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