こんばんは、しののめです。スマホのカメラ画質悪すぎ問題は解決してませんが、加工でゴリ押してDeskmini A300をレビューします! といっても、Deskminiについてはすでにたくさんの紹介、検証記事があるので、私はあまりない(と思う)デザイン用途で使うならどうなのか?にスポットを当てて書きたいと思います。
Deskmini A300とは?
まずは簡単な説明を。DeskminiはマザボメーカーでおなじみのASRockさんが作っている、幅80×高さ155×奥行き155㎜という超小型のデスクトップPCが比較的簡単に自作できちゃうキットです。所謂ベアボーンキットのひとつですね。小さいだけに低性能…なんてことはなく、普通にデスクトップPCとして使える優れものです。

今回購入したA300は、2月に発売したばかりAMDCPU対応バージョン。内蔵グラフィックがGT1030相当と噂されるRyzen5 2400Gが搭載可能なモデルです。ゲームや動画編集をするとなると力不足かもしれませんが、デザイン用途ならすごくいい選択な気がしません? わけあって部屋で使える電気がすごく少ない私的にはACアダプターで動く省電力さも魅力的です。
買わない理由はなかったので即刻注文! 実際に使ってみての感想とか性能についてまとめていきたいと思います。
使ったパーツと掛かったお金

その前に一応、今回購入したパーツと費用を書き留めておきます。
※ 記載しているのは購入当時(3月頭)のもの。PCパーツやOSは数時間単位で価格が変動するので、参考程度に考えて下さい。
本体+CPU+メモリ
まず必要なのはDeskmini本体。私はドスパラさんでCPUとメモリがセットになったものを購入しました。 CPUはRyzen 5 2400G、メモリはDDR4-2400の8GBが2枚です。購入当時は税込み44,000円位でしたが今見たら 42,132 円と結構下がってますね。まぁこれはPCパーツあるあるなので欲しい時買えたから良しとしましょう(本音を言うとちょっと悔しい)。
Ryzenはメモリの相性があるらしいので、Amazonさんで買うなら販売ページから選択できるメモリとセットになったもの(同じく8GBx2)とCPU単独で買うのがよさげです。
メモリはノートPC用。Deskmini A300はDDR4-3200のOCメモリに対応していますが、私のようにデザイン目的であれば速度より容量を重視したほうがいいでしょう。最大容量は16GB×2の32GBです。メモリ大食いで有名なAfter Effects等を使う場合は32GBでも足りなそうですが、私がメインで使ってるPhotoshopだと16GBあれば余裕です。今までも不足したことはないので、今回も16GBを選択しました。
ストレージ
次はストレージです。 Deskmini A300は2.5インチストレージ×2の他、現状最速であるのNVMe接続 のM.2SSDを2枚搭載可能(※SATA接続は非対応)!個人的にはそれほど違いを感じない上に予算的な都合もあり、今回はSATASSDにしました。 家に余ってた120GB(2,500円相当)がシステム用、Amazonさんで購入したKingston製の240GB(20%OFFクーポン使って約3,300円という驚きの安さ)がデータ用です。
OSと合計金額
最後はOS。安定のパッケージ版Windows10です。私はHomeで事足りるのでこちらを選択。
あとは追加で、へたってきたHDMIケーブルを買い替えました。安さ重視でアマゾンベーシックのものを選択。なんの不満もなく使えています。
合計64,000円ほどの出費でした。
あとはWi-Fi、Bluetoothが使えるようにするキット、モニターの裏側に固定できるキットなども公式のオプションであるようです。私は有線接続していたサブ機の後継として購入したため、今回は普通に有線でつなぐことにしました。
組み立ては難しい?
前述の通りDeskminiはACアダプターで動くので、自作で一番大変な電源の配線が不要です。マザーボードに載せたりさしたりネジ止めしたりだけ。付属のマニュアルや解説動画を見ながらやれば特に躓くこともなく、握力のなさと不器用さに定評のある私でも15分ほどで組み立てられました。本格的な自作に比べてと難易度も失敗するリスクも低いので、全く自作経験のない方でもできると思いますよ~!
なお、組み立てに必要なものはプラスドライバーのみです。ケーブルやネジ類は本体に付属しているので別途購入不要、ご安心下さい。
気になる性能は?
本題の性能を見ていきましょう!…といいたいところですが、長くなってしまったのでそれは次回に! パーツについて語りすぎました。
ところでクリエイターさんってマルチディスプレイの方が多いと思います。Deskmini A300ももちろん対応していて、HDMI (4K対応60Hz)、DisplayPort (4K対応60Hz)、D-Subの最大3画面出力です。私は机が狭い関係で21.5インチのモニターふたつなんですが、ちゃんと使えているので報告しておきます~。

…………?

記事を書いてる段階で気づいてぎょっとしました(CPU温度ばかり見てた)。ASRockさんのマザーボードではよくあるらしいですねこれ。数字がおかしくなってるだけで問題ないとのこと。よかった……。
まとめ
単なる紹介になってしまいましたが、Deskmini A300の記事その1でした! 次は実際にPhotoshopを使ったりレンダリングしたりでデザイン用途的にどうなのか?を本格的に検証していくので、よかったらまた見て下さい。